退屈なことはPythonにやらせよう
- 著者:Al Sweigart(著)/相川 愛三(訳)
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 出版日:2017-06
- ISBN:9784873117782
書評
毎日同じ作業に時間を取られている人は買い。ファイル整理、Excel/CSV更新、Web操作など“退屈な仕事”をPythonで自動化する手順を、未経験者向けに具体例で導く。章末の練習で自分の業務に転用しやすい。
本書は、プログラミング未経験者が「仕事の面倒な繰り返し」を自分の手で自動化できるようになるための、実務直結型のPython入門です。ファイル名の一括変更やフォルダ整理、表計算データの更新、定型作業の自動処理など、現場で“今すぐ減らしたい退屈”を題材にしているので、学習目的がブレにくいのが最大の強み。単なる文法解説に終わらず、「この作業はこう分解して、こう書けば動く」という思考の流れまで追えるため、読み進めるほどに“自分の業務に置き換える力”が育ちます。 
また、章末の練習問題があることで、読むだけで終わらず手を動かして定着させやすい設計です。RPAツールの前に「自分で自動化を作れる側」になりたい人、Excel作業やWebでの定型処理が多い人に特に向きます。Pythonを趣味で学ぶより先に、まず“時間が戻る体験”が欲しい人におすすめの一冊です。
