一生、仕事で悩まないためのブッダの教え (シンプルに考える、自由に生きる)
- 著者:アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社:三笠書房(知的生きかた文庫)
- 出版日:2012/01/28
- ISBN:9784837981008
書評
仕事の悩みを「努力不足」ではなく「考え方の癖」からほどく、ブッダ流の働き方処方箋。“思い通りにならなくて当たり前”を起点に、評価・人間関係・失敗への恐れをシンプルに整理し、心を軽くして前に進む視点をくれる一冊。
【どんな本?】
仕事で消耗する理由を、環境や能力よりも「受け取り方」に置き直し、ブッダの教えを“働き方のコツ”として読み解く本。がむしゃらに頑張る前に、前提(人生は思い通りにならない)を入れ替えることで、悩みの根っこを小さくしていきます。
【刺さるポイント】
刺さるのは、悩みをドラマにせず、合理的に切り分ける姿勢。評価されたい・失敗したくない・相手が変わってほしい――こうした“心の要求”が強いほど苦しくなる、という見立てで、視点を一段引き上げます。結果として、仕事そのものが変わらなくても、振り回される度合いが下がる。「たかが仕事」と言える強さは、投げやりではなく、執着を減らした分だけ判断が澄む、という感覚に近いです。
【こんな人に】
真面目で責任感が強いほど、職場の空気や評価に心が持っていかれる人。転職やスキルの前に、まず“折れにくい受け止め方”を作りたい人に向きます。
