改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん — アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
- 著者:ロバート・キヨサキ 訳:白根美保子
- 出版社:筑摩書房
- 出版日:2013/11/08
- ISBN:9784480864246
書評
「給料のために働く」から抜け出し、資産が収入を生む構造で人生を組み替える思考法。資産と負債の見分け方、お金の流れ、学びのために働く意味が、物語で腹落ちする。手法より“見方”が変わる本で、家計・副業・投資の判断軸を一本にしてくれる。
【どんな本?】
世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の改訂版。著者が幼少期に出会った「金持ち父さん」と、実父である「貧乏父さん」の対比を通して、お金・仕事・学びの価値観を揺さぶってきます。中心にあるのは、収入の多寡よりも「お金の流れを読めるか」という視点。資産・負債の定義を言い直し、給料や肩書きに依存しない状態をどう作るかを、段階的に示します。
【刺さるポイント】
本書の強みは、投資テクニックの指南ではなく、意思決定の土台を作るところ。たとえば「金持ちはお金のために働かない」「自分のビジネスを持つ」「会社を作って節税する」といった章立ては、行動の方向性を“問い”として残します。読後に残るのは、明日どの銘柄を買うかよりも、「自分は資産を積んでいるのか、負債を積んでいるのか」というチェックの癖です。
【活かし方】
読み終えたら、家計の支出を3分類(資産になる/負債になる/中立)してみる。次に「資産になる行動」を週1つだけ増やす(学ぶ・小さく売る・記録する等)。この“翻訳”ができた分だけ、本の効き目が現実になります。
