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マッキンゼー ネクスト・ノーマル――アフターコロナの勝者の条件

マッキンゼー ネクスト・ノーマル――アフターコロナの勝者の条件

  • 著者:小松原 正浩/住川 武人/山科 拓也
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 出版日:2021/09/17
  • ISBN:9784492396605

書評

コロナ後の「新常態」を、消費行動・デジタル化・サプライチェーン・健康マネジメントなどの論点で整理し、経営者が次の10年で考えるべき“勝ち筋”を示す。変化を流行語で終わらせず、意思決定のチェック項目に落とせるのが強み。読み終えると、打ち手の優先順位が見えてくる。

【どんな本?】
コロナ禍が加速させた構造変化を「ネクスト・ノーマル(新常態)」として捉え直し、これからの経営者が向き合うべき論点を体系化した一冊。消費者の行動変容、デジタル化、サプライチェーン改革など、個別トレンドを“経営の問い”に翻訳して並べ直すので、ニュースで断片的に見ていた変化が一本線でつながります。

【刺さるポイント】
刺さるのは、未来予測の断言ではなく「論点の棚卸し」と「打ち手の優先順位」を作れること。新しい波は全部追えないからこそ、①変化の方向、②自社(自分)の強み、③投資すべき領域、を同じフレームで見直せるのが効きます。読むほど、戦略が“アイデア勝負”から“前提の更新と選択”へ変わっていく感覚が残ります。

【活かし方】
章を読みながら、各テーマを「機会/リスク/今すぐやる一手」の3行でメモ。最後に3テーマだけ残して、翌月の行動計画に落とすと本の価値が最大化します(全部やらないのがコツ)。