世界一流エンジニアの思考法
- 著者:牛尾剛
- 出版社:文藝春秋
- 出版日:2023/10/23
- ISBN:9784163917689
書評
手を動かす前に理解に時間をかける、試行錯誤を減らす、準備も持ち帰りもやめる、マルチタスクを捨てる、相手を否定せずその場で解く――。米マイクロソフトの現役エンジニアが“脳の負荷設計”で、残業しないのに成果が出る一流の思考順序を手渡す。明日から使える。
【どんな本?】
米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアが、巨大クラウド開発の最前線で学んだ「一流の思考の順序」を言語化した仕事術。ポイントは“頭が先、手は後”。闇雲に手を動かして試行錯誤するのではなく、基礎と前提を押さえ、問題を分解し、最短で価値に到達する道筋を作ってから実装に入る。
【刺さるポイント】
生産性を意志や根性ではなく「脳の負荷設計」として扱うところ。準備と持ち帰りを減らし、その場で解決するコミュニケーション、マルチタスクを捨てる判断、レビューや質問での“否定しない”作法、コントリビュート文化で感謝を回す姿勢など、再現しやすい型が揃う。読後は「長時間働けば勝てる」発想が削がれ、少ない時間で価値を最大化する視点が残る。
【活かし方】
自分の仕事を1つ選び、①理解に使う時間②手を動かす前の確認事項③その場で解決する質問④やらないこと(並行作業等)をメモ化。翌日から同じ手順で回すだけで改善点が見える。
【こんな人に】
頑張っているのに忙しい人、実装に入ると迷子になる人、チームのコミュニケーションコストを下げたい人に。
