図解即戦力 データ分析の基本と進め方がこれ1冊でしっかりわかる教科書
- 著者:新田 猛/木村 尚登/杉山 貴章
- 出版社:技術評論社
- 出版日:2025/3/27
- ISBN:9784297148522
書評
データ分析を「手法」からではなく「仕事の進め方」としてつかむ入門書。目的設定→データ準備→分析→評価までの全体像を図解でつなぎ、現場で迷いがちな役割分担やゴール設定も整理できる。初学者が最短で“流れ”を作るのにちょうどいい。
【どんな本?】
ビジネスでデータ分析に関わることになった人向けに、「そもそもデータ分析とは何か」から、企画・準備・実施・評価までを一冊で見渡せる教科書。DIKWモデル、代表的な分析手法、ETL/BI/AutoMLなど周辺ツール、そしてプロジェクトの進め方(チーム体制、KGI/KPI、仮説、スコープ、費用対効果)まで“現場の順番”で並べてくれる。
【刺さるポイント】
この手の本でありがちな「分析手法の説明」で止まらず、成果が出ない原因になりやすい上流(目的の置き方・目標指標・関係者合意・データ収集の設計)にページを割いているところ。分析そのものより“前準備で勝つ”感覚が身につくので、担当者としても発注側としても会話がしやすくなる。
【活かし方】
読むだけで終わらせず、今の業務テーマを1つ選んで「ゴール(KGI)→目標(KPI)→使えるデータ→アウトプット(誰が何を決める?)」を1枚に書く。そこから不足データと次の打ち手が見えると、本書が“実務の設計図”として効いてくる。
