漫画版 論語と算盤
- 著者:渋沢栄一/漫画:近藤たかし
- 出版社:講談社
- 出版日:2019/09/26
- ISBN:9784065170120
書評
渋沢栄一『論語と算盤』をマンガで要点把握。金儲けが卑しいとされた時代に「道徳と利益の両立」を掲げた思想が、物語として腹落ちする。経営・働き方の判断軸を整えたい人の入門にちょうどいい。
【どんな本?】
明治初期を舞台に、渋沢の経営哲学『論語と算盤』の核をマンガで描き直した一冊。企業づくりや社会の見方が「儲け」だけに寄ると何が壊れるのか、逆に「道徳」だけでも回らない現実を、エピソードでつないでいきます。
【刺さるポイント】
“ビジネス=冷たい”という先入観をほどき、「信用」「公益」「自分の欲」のバランスを考える土台をくれるところ。正しさを振りかざすのではなく、長期で信頼を積み上げる発想が中心なので、仕事の迷いが「判断基準」に変わります。
【活かし方】
読後に、いまの仕事(または発信)を①誰のため②何が良くなる③自分の得は何か、の3点で1枚に整理してみる。3つが同時に立つ形に寄せていくと、やることの取捨選択が急にラクになります。
