大江戸ものしり図鑑――ひと目で八百八町の暮らしがわかる

- 著者:編:主婦と生活社 監修:花咲一男
- 出版社:主婦と生活社
- 出版日:2000/01/14
- ISBN:9784391123869
書評
浮世絵や挿画をたっぷり使った“見る大江戸事典”。町と名所、暮らし、衣食住、年中行事、吉原や歌舞伎まで約200項目を見開きでサクサク読める。参拝や散歩の前に1分眺めるだけで、江戸の空気が一気に立ち上がる一冊。
【どんな本?】
江戸市中(大江戸)の土地柄や風俗習慣を、約200の項目に整理したビジュアル事典。町と名所/社会と住民/住居と生活/慣習と人生/文化と趣味/芸能と娯楽(吉原や歌舞伎も)/災害と異変、という7部構成で、どこから読んでも“江戸の暮らしの輪郭”がつかめる。各項目が見開き単位なので、辞典というより「眺めて学べる図鑑」に近い。
【刺さるポイント】
強いのは、情報量を“絵”で渡してくれるところ。用語や制度を説明されるだけだと遠い江戸が、服装・髪型・道具・屋号・町の景色として目に入ってくるので、理解が速い。時代小説や大河の背景が一段クリアになり、神社や名所の由緒を読むときも「当時の人が何を当たり前にしていたか」が想像しやすくなる。
【こんな人に】
江戸の雰囲気を“暗記”ではなく“体感”で掴みたい人。散歩・参拝・旅行の予習本としても、机の横に置く資料としても使える。
