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図解よくわかるスマート農業

図解よくわかるスマート農業

  • 著者:三輪泰史 所属表記:日本総合研究所(研究員)
  • 出版社:日刊工業新聞社
  • 出版日:2020/03/31
  • ISBN:9784526080470

書評

農業は“勘と経験”の世界から、データで儲ける産業へ。IoT・ドローン・AI・自動化などスマート農業の全体像を図解で押さえ、参入の壁、導入ステップ、匠の技のデジタル化、流通や支援策まで一気に見通せる。まず何から始めるかが決まる、実務向き入門書。

【どんな本?】
スマート農業(農業×デジタル技術)を、ビジネスとして成立させる視点で整理した図解入門。農場はデータの宝庫で、IoTセンサー、ドローン、AI解析、自動化機械などを「何のために使うか」から逆算して理解できます。現場にある参入の壁や課題を、デジタル化でどう解くかを軸に、全体像→参入の考え方→導入ステップへと順に案内してくれます。

【刺さるポイント】
機器紹介のカタログではなく、「匠の眼・頭脳・手」をデータ化する発想が核。経験則を“再現できる仕組み”に落とし込み、作業のムダ・収量のブレ・品質管理を改善していく道筋が見える。さらにスマート物流や政策・支援策まで射程に入るので、現場改善だけでなく事業設計にも使えます。

【活かし方】
読後は、自分(または関わる農場)の課題を①省力化②品質・収量の安定③販路・物流④人材不足のどれに寄せるか決め、各章の“導入ステップ”に当てはめてチェックリスト化すると行動に移しやすい。小さく試して、データが取れる範囲から広げるのがコツ。

【こんな人に】
新規参入者、農業DXに関わる担当者、自治体・支援側の人にもおすすめ。