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Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命―移動と都市の未来―

Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命―移動と都市の未来―

  • 著者:日高洋祐/牧村和彦/井上岳一/井上佳三
  • 出版社:日経BP
  • 出版日:2020/03/09
  • ISBN:9784296105281

書評

MaaSを「移動の便利化」で終わらせず、都市DX・スマートシティまで見通す“次の一手”の地図。Deep MaaS/Beyond MaaSという2軸で整理し、異業種連携の発想(15業種×MaaS)を具体例で掘り下げる。企画・事業開発の目を鍛えたい人に。

【どんな本?】
「100年に一度」のモビリティ革命として語られるMaaSを、制度・産業・都市の視点で“実装”まで引き寄せる一冊。交通・自動車各社の動きだけでなく、都市の課題(人口減少、渋滞、過疎、高齢化など)と結びつけて、これからの「移動と都市の未来」を描きます。

【刺さるポイント】
本書の芯は、MaaSを2つの方向性で捉える整理にあります。モビリティサービス自体を深化させる「Deep MaaS」と、異業種連携で価値を生む「Beyond MaaS」。この2軸で読むと、ニュースで見かける実証実験や提携が「何を狙っているか」を構造で追えるようになります。さらに、全15業種×MaaSのアイデアを並べて、未来都市がどうアップデートされるかを具体化しているのが強い。

【活かし方】
読みながら「自社(自分)が関われる業界×移動」を1つ選び、①誰の不便を減らす?②移動の前後で何が変わる?③データ/予約/決済の“要”はどこ?を3行でメモすると、企画が一気に現実味を帯びます。

【こんな人に】
MaaS/スマートシティ領域の全体像を掴みたい人、異業種連携の企画を考える立場の人、交通・都市・不動産・小売などで「移動起点の新規事業」を検討している人に。