君に友だちはいらない
- 著者:瀧本哲史
- 出版社:講談社
- 出版日:2013/11/13
- ISBN:9784062176200
書評
友だちづくりではなく、成果を出す「チーム」を設計する本。グローバル競争で人がコモディティ化する時代に、誰と組むか/役割とルールをどう決めるかが武器になると説く。仲間集めの感情論を外し、仕事で勝つための組み方・動かし方を具体化。明日から“組み直し”の視点が手に入る。
【どんな本?】
『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が、次に配る武器は「チーム」だと説く。友だちのように気が合う人を集めるのでなく、価値を生むために関係を組み替える“チームアプローチ”を提示する。
【刺さるポイント】
個人の能力より「組み方」で差がつく、という現実に正面から向き合うところ。グローバル資本主義の下で人も仕事もコモディティ化しやすいからこそ、役割分担、意思決定、評価・インセンティブなどのルール設計がそのまま競争力になる。「仲良し」より「補完」。相手に期待するより、構造で前に進める発想が痛快。
【使いどころ】
新規事業、プロジェクト推進、社内政治に疲れた人に効く。企画・実行・交渉・調整など、必要な役割を棚卸しして“欠け”を埋める考え方は、少人数の副業チームやコミュニティ運営にも転用できる。
【注意点】
耳ざわりの良い協調論ではない。読後は「自分のチームの欠けている役割は何か」「次の一手は誰に頼むか」を1枚に書き出すと実装しやすい。
